今日、市の広報誌で募集している合気道教室に行ってみた。
もちろん、合気道のほとんどに「合気」がないであろうことはわかっているが、武道としての経験が全くないのも困り者なので、初体験してみた。
最初のイメージでは、
「最近は物騒な事件も起きていますから、自分で自分の身を守る護身術を身につけましょう。相手が刃物を持っています。こうきたら、どうしますか?」・・・的な本当に初心者に部分的な実用的な部分のみ抜粋してやるのかと思っていたが、初っ端から、
「実際に事件に会うなんてのは、確率的に言ってもほとんどない。もちろん、そういう確率の高い場所へ行かないことも身を守る手段であるけれども、ともかく、体をやわらかくして怪我をしない健康な体を作りましょう」という感じで、最初からちょっと肩透かしな感じだった。
で、腕を持たれて、それを体裁きで払いのける練習をしたり、受身の取り方を習ったり、受けと取りに分かれての型みたいな稽古やったりと、なかなかハードだった。
「ここではここに力を入れて」とか「意識して体を動かす」とか言われて・・・やっぱり合気とは違うんだな~と感じた。
もちろん、とても良い疲れにくい有酸素運動なので、健康には抜群に良いと思うし、実用的な型もずっと続ければある程度身につくだろう。
それは意外にもすごく良い点だと思った。
しかし・・・一旦、形にハマれば、相手を制することができる体制にもっていけるのかもしれないが、やはり、本気で最初から抵抗されたら・・・というのを想定すると、いわゆる合気道の型だけでは難しいと思う。
「合気は発想が違う」というのが本当によくわかった。
あと3回、初心者教室は続くので体力のもつ限りがんばってみようと思う。
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