ボードをやっていて、ふと昔のことを思い出した。
小学生の頃のことだ。
というのは、やはり歳をとって、体力的に弱まってくると、どうしてか、
「もっと早く始めていれば!」
と思ってしまうことが多い。
大抵のスポーツがそうなのではないだろうか。
で、自分にはその機会がなかったのかと考えると、意外にそうでもない。
まあ、大学時代にはもうボードがスポーツとしてあったので、なんでやらなかったのか?
という気持ちや後悔は多少あるが、
それ以前に、小学生の時、家に帰ると、いつも玄関に兄貴のスケボーがおいてあったことを思いだしたのだ。
その頃は、道路上でチャカチャカと細かい技?を兄貴がやっているのを見て、
「なんか爽快感がないし、かっこよくないな~。しかも危ないし。」
と思っていた。正直、興味がなかったのだ。
まあ、兄貴に教わってチクタクとかはやってみたことはあったが、できても、そこから先の面白味が見えないのだ。
面白く感じなかったからこそ、今のこの状態や感情があるにしても、まあどうしようもなかった時代なのかなとも思う。
しかしまさか、それから15年くらいして、自分がスケボーを練習することになるとは、夢にも思わなかったことだ。
だから、「思うこと」であり、ただの「ぼやき」なのだ。
人生、その時点時点では気がつかなくても、取り返せないことでなければ、いつかはこうやって埋め合わせをしていくものなのかもしれない。
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