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久しぶりの佐川本が出たので、紹介を兼ねていろいろ私の心から出たことを書いてみたいと思います。
こんなブログ、誰も読んでないと思うので、敢えて経験していることも含めて身バレ覚悟で書いてみます。
津本陽先生の遺作「深淵の色は 佐川幸義伝」について
私は失礼ながら津本先生が亡くなっていらっしゃったことを先日読んだ秘伝誌ではじめて知りました。
津本先生の著書は『孤塁の名人 合気を極めた男・佐川幸義』しか読んだことがありません。
しかしいままで言葉で表されていなかった現象を巧みに描き出すその表現力や、ともすると非常に難しい内容を語っているのでありますが、独特の筆運びでそれをスラスラと読ませてしまうところに魅力を感じ、惹き込まれていました。
さて今回の内容なんですが、今までに表にあまり出てこなかった佐川道場の門人が突如スタメンで登場します。
本筮易のIさんという方です。この方が本著で津本先生が著したかった合気というものに深く関わってきています。(本来ではI”さん”ではなく”先生"とお呼びすべきかもしれません)
佐川先生は理論的に合気を理解しており、理論とは通常、易のような運勢を占うような当たるかわからず根拠のないものとは全く違うものと思われがちですが、同先生が易を勉強していたことは存じ上げておりました。
それはネット上のこの分野で一時期有名になった「座捕り合気上げの掲示板」を管理されていた方(ひろりんご様)が途中より易に関することを載せ始めたことでも、お分かりいただける合気関係の情勢の変化だったと思います。
本筮易のIさんは占い界では有名な方で、占いの中ではかなり当たる部類の腕前と伺っております。
なんでも「占い師が占って欲しい占い師」のトップであったとか。
私はひょんなことから、このIさんとmixiを通じて、間接的に佐川道場のこととか、占いに関することをいろいろとコミュニケーションをとらせていただいていた時期がありました。
なので佐川先生のご子息の敬行さんに関してのこと、佐川道場に関する動き、木村達夫先生のことを占った内容等、Iさんを通じて(ここでは書けないことも含めて)多少は知っており、Iさんが敬行さんへの対応でかなり苦慮されていたことも当時リアルタイムで感じておりました。
今回、それが世に出てしまうことについて、Iさんは当然了承されてのことかと思いますが、なかなか複雑な想いをされているのではないかと心中ご察しいたします。
ここからはどうでもいい私の話になるのですが、いままで書いたことのない内容を書きます。
今回の津本先生の著書の内容を見て、合気と占術との関係についても、もう情報として出す時代になったのかもしれないと感じるからです。
この合気というものにかかわってからというもの、勘がさえるというか、いわゆる予知的な能力が開発されたことを、私自身も自覚しております。
私が得意とするのは、主に地震予知です。
このことを話したことがあるのは身内関係とたまに行く地震予知に関心のある床屋でくらいです。
震度5強以上の人がたくさん亡くなるレベルの地震はほぼ感知できます。
もちろん状況によりできない場合もあります。
最近ではインドネシアの地震は2日前に知りました。
少し前では熊本で起きた地震は約2週間前に知りました。
これは2週間前に嫁に九州で起こるというところまで話をしていたので、一応身内は立証できると思います。
どうしてそんなことがわかるのか、私自身も不思議ですが、一応こんな理論では?という仮説はあります。
よく地震雲で予測するというものがあり、私も雲の情報は自分の見立てで援用しますが、私が主に感知しているのは私の体内とその意識からなる情報です。
諸事情もあり具体的には書きませんが、私にだけ見えるイメージ上の映像があります。
それがいろんな形で突然現れて見えるのです。
もちろん、地震とかかわらずにそれが見えるときもあるのですが、そのイメージは毎回違って、常に新しいものです。
なのでそれが何を意味するのか、毎回捉え方に悩みますが、地震が起きる際には突然、突拍子もなく自分の想像を超えたイメージしないような姿でそれが現れます。
また近くでそこそこ大きな地震が起きる数日~数時間前に、まるで身体の重心が非常に遠い地中の支点からくるくると回されるようなわずかな感覚を味わうこともあります。軽いめまいに似た感覚です。
これにより私が推測する理論としては、身体の重心覚みたいなところがそういう地中の岩盤等の重心変化を無意識に感じ取っており、しかし日常生活ではそれが自覚されるほどの感覚にならない場合、それを脳が教えるために、幻覚のごとくイメージを見せるのではないかというところです。(この重心覚と意識の使い方が合気を学ぶことによって強化されたのが主な原因と思いますが、合気が使える人が皆地震予知ができるわけではないところがまた不思議なところ)
自分が風邪をひく前に、大抵寝ている時に悪夢を見るという質があるのですが、これも脳が見せる自覚に上らない情報の知らせだと思っています。
身体というものは不思議だなーと思う反面、よくできているなーと感心します。
ナマズの話やムシの知らせなど前兆現象に関する話はいろいろありますが、本来動物には備わっている機能なんだろうと思います。
なぜ地震に特化してわかるのか、理由はわかりません。
本当は明日の天気でもわかった方が有用だなーと思うところですが。。。
ここで何が言いたいかというと、要は占いとはまさにそういうことなのではないかと感じることです。
占いで発する情報は全てその人発の情報で、その人の身体や意識が感知している情報から発せられます。
それは卦を利用し卦に投影していても同じことです。結局は読み方なので。
私の場合はそれがイメージ映像に投影されているという形をとっているだけのことだと思います。
(卦の方が自身の身体を使わない分精度が高いのかもしれない)
なので、最近では量子力学でも研究されていますが、この世の事柄は全て過去も未来も繋がっていて、かならずしも過去→未来の流れしかないわけではないというのが真実であろうと思うところです。
身体という物質は時空を超えて周りともつながっていて、あらゆることを既に知っていて、その事柄は起こるべくして起きる。
ただそこにアンテナが働いているかとうかの違いが、その対処を分かつというか・・・。
もはや完全にオカルトの世界ですね(笑
ただなお一層、親からもらったこの世界と物質としてつながっている唯一の身体というセンサーを大事にしないといけないなーと感じる日々です。
こう思うにあたり、この世に生まれていろいろと学ばせてもらっていてありがたいと感じます。
今のすべて実証、理論化したがる時代にあって、不思議さを感じるのも結構大事なことなんですよと。
不思議と感じることが全ての原動力なのかなーと思うところです。いい感覚ですね不思議って。
日本の文化は昔からこの不思議を大事にするところがありました。
祭りのお囃子の旋律なんかを聞いても明らかに西洋のクラシックを含めた楽曲とは一線を画する自然への畏れや不思議さを内包した感覚が残っていますよね。
君が代なんかもそういう感じがあります。
話を戻すと佐川道場ではIさんが入門し、木村達夫先生が易を習い始めてから、門下生は易を習うのは禁止になったそうです。
その理由は易を使うと合気の正体がわかってしまうからだそうです。
確かに、合気を受けたことのある人が自分の体内の言葉や自覚にならない情報を易によって観るという手段は私の地震予知に関する経験(理論)からもかなり有効であると思われます。
ていうか、精度の高い詳細な占いができれば結構な確率でわかってしまうと思われます。
私自身も独自のイメージ占いを、この技術の正体を探るのにかなり利用しましたしね(笑
歴代の合気使いの方々はいずれもどこかでこういう占術的な分野に通じており、そこからこの技術の深層をはかっていたのではないかと思われます。
今の時代にあって、こういう情報を出されるのは、ご苦労はされたことと思いますが、とても意味があることだったと思います。
私にとっては時代にイロを残した偉大な方であったと感じています。
津本先生、ありがとうございました。ご冥福をお祈りいたします。
ブログの題名もイロに変えようかな?(笑