整体を生業とし、医学の勉強も欠かさない自分の先生は「癌」という病気について、こう言っていました。
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人間の身体の仕組みに無駄なものは何一つない。
人間は、欲を持つことで、自分の身体に余分な力(エネルギー)を溜め込んでいる。
例えば、ストレスを溜めて、胃がヤラれるという風にそれは身体に溜まって影響を及ぼす。
そんなエネルギーが多い箇所に「癌」はできる。
「癌」は老化しない。エネルギーを吸い続けて増殖する。
何のために、そんなものが出来るのか?
それは無駄なエネルギーを消費するために人間の身体の仕組みが作り出しているのだ。
そのままエネルギーを抱えると生命維持に危険なことを身体は知っていて、それに対応しているのだ。
(癌が多い国の遺伝子はそういった意味では優秀なのだろう)
「癌」が治ったという人の話は現代では都市伝説的ではあるが、皆一度は耳にしたことがあるだろう。
「癌」は必要悪であって、無駄なものでも余分なものでも敵でもない。
欲を持って「癌」を制しようとしても「癌」のエネルギー源をどんどん作り出すだけだ。
「癌」は怖い、痛い、自分にとっていらないもの、敵・・・そう思っていると、それはストレスになり、心的エネルギーは増大し、身体にエネルギーが溜まり、「癌」は増殖する。
「癌」を受け入れ、死を恐れず、自らを反省し、つつましく、穏やかに生活をする。
それによって、必要性がなくなった「癌」は治癒する。
自分の心と身体を見つめることは、自分の人生を見つめること。
冷静に、自分の身体のシステムを見つめて、悪いところは変えていく心の強さがあれば、エネルギーは自然と身体の外へ向き、世の中に良い影響をもたらすだろう。
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合気を学ぶことはこういった自分を見つめる一助になります。
身体の病気、心の病気、いずれにしても、自分を見つめることを続けていれば、いつかその仕組みがわかるときが来るかもしれません。
そういう意味では「合気」は未来の医学を先取りすることに近いかもしれません。
正に温故知新。
過去の日本に「ストレス」という言葉がなかった理由もわかるはずです。
※ただし放射能の「癌」は・・・先天性の細胞異常に近く、防ぎようがないかもしれませんが。。。
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