最近、見るようになった。
ふと、なんだろコレ?と思って見たのがきっかけだったが、思ったよりも良くアレンジしてあった。
キャラがほとんど美形で、女キャラが異常に増えているのは、あの男臭い暗いイメージと変わってしまっていて、残念だが、時代を考えると、今はこういう感じじゃないとウケないんだろうというのもよく分かる。
一番良いのはBGMもさることながら、「効果音」を意識して昔と同じに合わせていること。
あの懐かしい効果音がクリアになって聴けるのはなかなか新鮮で面白い。
ガンダムUCもそんな感じだったね。
特にあのガミラス星が画面に映ったときの、ビシュビシュ・・・という音が超懐い。
元々、殺伐?とした宇宙冒険モノ的なストーリーの面白さをちゃんと踏襲しながら、現代ナイズのキャラを引き立てるプラスアレンジがしてあって、悪くなっている点が少ないから、非常に良い作品になっていると思う。
また今からすると、昔の映画版の要素、つまり2199からするとこれから発生するであろう出来事の伏線っぽいのもちょこちょこ見受けられるので、尚更全体の世界観がしっかり設定されていて、昔のファンにも受けると思う。(まあ賛否両論はあろうが・・・)。製作者の原作・過去作品へのリスペクトと拘りが感じられる。
これは後発で映画版のリメイクも考えているのだろうか。だとしたらちょっと楽しみである。
ストーリーがわかっていても、これならもう一度見てみたいと思えてしまう。
こういう過去の作品に光が当てられるのは、すごく良いことだと思う。
硬派に絶対絶命の困難を突破していくカッコよさ。
現代の風潮のようにただ賢く困難を避けていくわけじゃない。
ほとんどが絶対絶命の危機ばかりで、本気を出せば・・・的な安易なチートな武器も無い。
上手に策で切り抜けても、戦うべきときには正面からボロボロになりながらも戦う!
今の若い子達がこれを見たらどう思うだろうか。
是非いろんな層に見て欲しい。

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