では〇気上げで押さえられた腕が上がるというのはどういう状態が起きているかというと、
押さえる側の左脳で捉えることが困難な程、
・同じ情報の持続時間が短い
・情報量が極めて多い
・情報が空間的に広く分散している
・・・等、左脳の性質上、情報が捉えられる範囲を超えている状況が発生している。
このように、押さえる側が強制的に対処ができなくなるのが、この技術の根幹にある「〇明な力」の原理であり、またその状態のときに起きる主観的な内面の変化で相手を弱体化させるのが、「〇気」である。
これは単なる意識上(認識上)の「想定を超えているから」対処できないということではなく、人間の無意識の情報処理の性質の話であるので、誰しも避けることができない身体物理理論に近い。
もっとも、「〇明な力」については、左脳優位では対処できないことは繰り返すうちに右脳が対処を始めて身体が対処方法を勝手に始めるため、同じ「〇明な力」で対応できるように成れる可能性がある。
そうなると、普通の力同士ではない、第2次的な力の拮抗が発生する。
続く
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