当然、最初から腕をあげることと、普段の生活で各々自分が悩んでいることが繋がってくるなんてわからない。
だから興味を持たない。
腕をあげることと精神面が繋がってくるなんてことは、全く理解できない。
だから、それが誰もが本能的に求める精神性に関連していることも理解できない。
なぜこんなにストレスがたまるのか、なぜすぐに体調が悪くなるのか、なぜすぐに疲れるのか・・・
社会に対する不適合、他人が理解できない・・・ナドナドいくらでもあると思いますが・・・。
言葉の意味にしても、個人が一応結論を出している(決めている)、理解の先があるということもわからない。
人間、25歳くらいで、人間性は大体決まってくる。
で、その先の精神の成長要素があるとは思わず、「経験」「知識」「気持ち」「情」「欲」を大事にして生きていく。
自分もそうだった。
そして、自分が何で、こんなに悩みがあるのかも考えたこともなかった。
押さえられた腕が上がるなんて、考えたこともなかった。
だからわからなくて当然だし、腕をあげることに興味を持つ人も少ないはずです。
しかし、ここでピンとくるか、どうかに意外な運命の境目があるような気がします。
結局、行き着くところは、「公共性」になってくると思う。
自分も他人も、自分と社会も、全て一体なんです。ついでに自然も。
全て地球の生産物。
しかし、大抵の人はその手前で自我でそれを止めてしまっている。
(ここからここまでが自分だー!!俺のもんだってね)
それに気がつかないし、考えるのも自分否定になるから嫌・・・というか嫌と自覚する前に「必要ない」「興味がない」と拒否する。
(この精神の成長とか考え方こそ、公務員に必要なのではなかろうか?是非、公務員に研修して欲しいと思う)
たとえば、地球の上で、大陸に名前をつけて区別する。日本と名づけた陸地を県で区別する。
そうやって、自己認識の上に載せて、自己領土とするため、人間は様々な物に名づけて、区別(差別)をしてきたんです。
ここからここまでが自分の領土だよ・・・とかね。
それは権利を示すため、情報の効率化の上では社会的には必要なものです。情報と人民を統べるためには。
でも、元々は、1つの地球であって、海も山もない、人間の都合による区別なんてない、全て一体の名前のないモノでしかないはずです。
どれだけ人間が増えようが減ろうが地球の質量が変わらないように、それは人間も然りで、そこに共通するのが根本の物理現象ではないでしょうか。
合気を学ぶとそういうことがあたかも実感するかのように理解されてくる。
物事の本質だけを見抜き観察する視点が自然と身に付く。
合気はそれ単体では何の価値もない技術であり、何の価値もない思想であるけれども、
(だから、それ自体には誰も興味を抱かない。お金にもならない。)
何かのために生かそうとすると、最大限まで達するために、それを手助けできる可能性のある技術なんです。
だから私にとっては、必要と考えたし。
本当は誰しも気がついていない無意識に近い部分で望んでいることのはずなんです。
言い換えれば、やりたいことに対する「究極のサポート技術」なんです。
世の中の大体の事において、人並み外れて、何かができる人に憧れることはよくあることです。
でも、自分もそう成りたいと思って、いくらやってみても、そこに到達する道がプッツリと切れていて、手がかりすら見つからない。
そんな経験、誰でも一度や二度はあると思います。
そして、大抵の人はそこであきらめてきたのではないでしょうか?
あるときは自分にはできないとあきらめたり、興味ないとして自分を偽ったり、またあるときは必要ないと思い込んだり。
自己啓発、能力向上等、世の中に公告を出している大抵のものは嘘が多いです。
ほとんどがお金儲けのための客集めでしょう。
何かやるための方法に、人から教えてもらうことに、いくらお金をかけたって、本当は、自分に対して自分自身で正しい努力をしなければ、内にも外にも何も手に入りません。
それは本当は誰でもわかっていることなんです。
ただ、楽をしたいだけなんです。自分を深く見つめることが嫌なんです。自分で自分を否定したくないのです。喪失感を避けたいのです。
だから今の自分に何かをプラスしたり、自分を、世の中を簡単に変えられるという、公告で、神様を信じたり、お金を積んだり、高価な坪を買ったりすることで、できるようになると思い、思わされているんです。
けれども、そんな嘘ばっかに見える・・・もしその中に本当のものがあると仮定したら・・・
そして、それを見極める賢い目がある人なら、気がつくはずです。
せめて近しい人達とは、この技術の情報を分かち合って、それをきっかけでも踏み台にでもしてもらって構いませんので、お互いに良い人生にしていきたいものだと思っています。
だから、ちょっと興味がある人も、全く興味がない人も
やってみてから、自分に要るか要らないかを判断しても遅くないと思います。
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