こんなFAQを設けたら・・・という案。
(どのくらいでどんなことができるようになれるのか?)私は参加して2日目で、押さえた相手の手をなんとか上げることができました。
もちろん、原理がわかってきたのはもっとずっと後のことですし、一般の人相手にコンスタントにこれができるようになったのはやはり半年くらい経ってからでしょうか。
合気にも段階がありますので、半年でできるようになるのは本当に初歩の正しい力の使い方程度です。
その後もこの技術の特殊な力を常に意識して生活しています。
そこまでやっていかないと、進歩することが難しい技術です。
(宗教的ではないのか?どうせ宗教がらみだろう?)合気道なんかはほとんど神道系で、一応仰々しい作法も習うようですね。(自分はコレが苦手)
とはいえ、合気道でも神道に入信しないとできないわけではないと思います。
この会では合気ができるかだけが問われるので、何を信じようがどう勉強しようが自由です。
できた者勝ちで、皆様々な考えを持ち寄って、ぶつけ合って、各々の解釈をして、挑戦している感じですね。
私の先生の習得の方向性も自分に影響していますが、自分的には科学、力学、物理、哲学が近い気がします。
宗教って、どこまでいっても、具体的なものが掴めない、確立できない気がするんです。
不思議も神様や霊や魂のせいにして良しとしてしまうというか・・・。
(できた者勝ちなら、それもアリなんですが、人に伝えられない)
それでは、この技術では再現性が難しいんですね。
特にスポーツに応用しようとした自分としては。
世の中のあり方なんて、特定の誰かの教えに従わなくても、子供の頃からみんな経験から追求してきたはずです。
自分は何者で何をすべきか、世界はどうなっているのか・・・等など。
みんな独自でいいのではないでしょうか?
そして、それぞれが持つ経験からする価値観は真実なはずです。
(それって、一人で独自に宗教やってるのと何も変わらないと個人的には思えます。)
合気をマスターするのに、どこか特定の宗教が必要ということもないでしょう。
ただし、大抵の人にとっては、「これまでにない新しい出来事」になると思われますので、それ相応の価値観の変化は各自勝手に起こるでしょう。
それが起こらないと、技術として進歩が起こりません。
おそらく、昔の人が使えていたとするならば、昔と現代の日本人の物事の価値観の違いにもヒントがあるのかもしれません。
(どうせヤラセなんじゃないのか?)見て本当かどうかわからないから、ヤラセが通用して、お金儲けできてしまうということだと思います。
はっきり言って、ヤラセには価値はないし、本物の合気自体も人によっては何の意味もないものでしょう。
もし本当だったとしたら・・・自分にとって価値がある(価値観が変わる)から貴方も気になっているのではないでしょうか?
ヤラセでお金儲けが成立するという発想は、価値のある本物が存在するからではないでしょうか?
とくにこの技術は第三者として、外から見てる人には、(特に素人には)絶対にわかりません。
プロの運動選手の動作を見て真似ても同じ結果が出せないことは皆さん経験があると思います。
見てわからない理由、理論があるのです。それがわかるようになった人は、ある程度、正しい結果として起こりうる現象がわかるので、見た目で判定はできるかもしれませんが、第三者の目線ではそれも絶対ではありません。
「掛ける側と掛かる側の関係でしか成立しない物理現象」ができあげるためです。
まあ、通常はそれを「その場でしか成立しないヤラセ」と言うのでしょうが。。。
言葉では同じくくりになりますが、「意図せずともそうなってしまう」別分野があるとしか表現できません。
もし例えるなら、地球と太陽の関係を考えれば良いのではないでしょうか。
ずっと太陽の周りを回る地球、を第三者が見て、何も自分に実感して確かめる方法がないために
「糸で繋がっているわけでもなく、離れているのに同じ動作を繰り返す力が働いているなんて無い。お前らヤラセだろ?」
と疑うのと同じレベルだと思います。太陽と地球の当事者同士でしかわからない物理法則があるのです。
真実は試していただくしかないでしょうね。それをせずに判断するのも勝手ですが・・・。
そもそも見て分かる程度の技術であればすでに皆使えて当たり前になっているでしょうね。
(もし本当にそんな技術があったら、柔道や相撲やレスリングでは無敵になれるはずだ)おっしゃるとおりでしょう。もしこの技術を完全に「駆使」できるならば。
これをちょっとやればわかると思いますが、当たり前に「駆使」できるようになるためには相当な研究と時間が必要です。
ある一定のやり方がわかっても、なぜそうなるかが、わからない・・・
一応理論を研究して、わかったつもりでやってみると・・・
あれ?できなくなってる!?・・・
なぜだ?まだ理解していないことがある?・・・
けれどわからないままやってもみると、できたりする・・・
ということは、別の理論があって、より良いやり方がありそうだ・・・
この繰り返しでしか成長できない技術です。
しかもちょっとしたことで簡単に出来なくなるし、常に人間相手に試さないとわからないし、だから大抵、達人になる頃には、お年寄りというわけです。
それだけ考え続けて、稽古し続けても、絶対的に時間がかかる技術です。
つまり、現代ではそれら一般のスポーツに適応する最盛期を過ぎてしまうのでしょう。
しかも、相手を倒すことには長けても、スポーツのルールに合わせられるとは限りません。
はっきり言って、「これは使える!」と気づいた時には、既に遅い技術ともいえます。
子供に英才教育したらどうなるでしょうね?それはわかりません。
(そんなものがあるはずがない!!)・・・と思うのなら、試して検証してから言ってみていただきたいです。
これをやるまでは自分も合気道等をそう捉えて全く気にもしていませんでした。
自分の思い込み、好みや見える世界だけで生きていくのはある意味幸せです。
自分否定をしなくていいからです。嫌いなものを取り入れる必要がないからです。
だから自分の価値観を守りたい人、なんでも自分の価値観、自分の信じる物理法則から判断したい人はこの技術はやらない方がいいです。
楽しくないでしょうし、おそらくやっても理解できないでしょう。
それだけ日常の「力の意識」を変えるのは難しいことです。
サンタクロースを信じている、純粋な子供のように、「不思議な技術が存在すること」を前提に自分の価値観・既成概念が壊れても、自分否定を続けてもそれを粘り強く手に入れたいと強く願う人でないと難しいです。
そうでなければ、この技術は糸口すら発見できないでしょう。
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