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たぶん、同好会を作っても、私は参加費用をとらないかもしれません。
私が教える立場では、上下関係なく研究するという目的が達成されないからです。自分も相手も稽古し合うから完全に対等なんです。
自分が浜松にいた先生にそんなにお金を払っていないので、自分がもしとっても千円以内でしょうね。(1コイン・・・100円でもいいや。)
ただ、自分が月1000円で習っていて思ったのは、先生は払いたくなければ払わなくていいと言ってくれていましたが、習う側からすると、タダで習っていると、習っている感覚がせず、いつやめても何も変わらないという感じがして、それが自分的に払う動機でした。
単純にお金を払ったから行かなきゃ・・・という自分を追い詰めるのとも同じようで少し違うというか。。。

-以下、私の体験記-

私を指導してくれた、その先生と向かい合って正座で座って、私が、両膝の上に置いた先生の両手首を上から力ずくで押さえ込みます。
ここから先生が私の押さえに関係なく、腕を上げるという稽古です。
普通なら物理的・力学的に上から抑える方が圧倒的に有利なわけですから、これにはみんな何の疑問も持たないでしょう。
「上がるはずがない!」

しかし先生がフッと手を挙げると、あれっ?という間に、腕を上げられてしまう。
ん?何が起こった??ともう一度やらせてもらう。
しかし、結果は同じく、いとも簡単に挙げられてしまう。
相手にかけていたはずの力はどこへいったのか??

何度かやるうちに挙げられた状態から、フッと横に腕を振られると、何の抵抗もできずに倒されてしまった。

なぜか笑えてくる。身体に力が入らなくて、まるでテレビを見ていて、
笑いのツボにはまって腹を抱えて笑い転げている時のように、
体に力が入らず、転がされてしまう状況に笑えてくる。

仕舞いには、転がされたところから身体を起こそうとするが、起きる力を入れた途端に今度は反対側に転がされる。
どうやっても起き上がるために力が出せずに転がされてしまった。

一旦、その状況になると、もう抵抗のしようがないのです。
ただ、「かんべんしてください」と平伏するしかない。
相手がどうやって、何をしているのか、自分がどうなってしまっているのか、わからないが、とにかく、こちらが力でなんとかしようとしても、どうすることもできない・・・。
相手に力が届かないし、自分の身体を支える力も使えない。
それが初体験した時の感覚です。

なんだかんだいっても私たちは「力意識」の元で生活していますし、
日常、必要に応じて出す「力」は筋力で生み出すものと考えています。
またいくら精神面での平和を説かれようとも、結局「力」に敵うものは無いとも考えがちです。
筋肉隆々の人に対して貧弱な人は力で勝つことはできないというのが、世の中の当たり前の力関係のはずです。
しかし、その筋力の力と考えられるものを真っ向から、無力化して突破する方法があるのです。
それも日常考えているのと明らかに違う、普通では考えられない、思いも付かない方法で。

-以上体験記-

これを利用すると、わかりやすい形では武術、スポーツへの応用や加齢により筋力が減少しても有効な力の出し方がわかります。
おそらく、プロのスポーツ選手は多かれ少なかれ、こういった技術を若いうちから無意識に習得していると考えられます。
また極めて自然な身体使いができないと、この技術の習得が困難なため、身体の癖の矯正や、肩腰の凝り痛みも治ります。
あとは、私も仕事で活用している、もうひとつ非常に面白い効果がありますが、それは秘密です。

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