そう・・・例えるなら、宗教の根源、発生源。
神道は言わずもがな、おそらく悟りを得るという仏教、そしてキリスト教もおそらく、創始者はある程度知っていたと思われる。
彼らは、不思議な力が使えたという伝説は後を絶たない。
伝説のどこまでが真実かは別にして、不思議な力という点で合気は一致する。
精神面でのことも当然一致する。
精神面が重視されるというか、自分コントロールができないとスタートにも立てないから精神性と強く関連し、それが結果、人の道を説くことに繋がる。
科学と宗教は両端で相容れることは無いが、同じ真実を求めている。
昔の達人は経験則で伝書を残しているが、そのほとんどは宗教や道を説くものと捉えられることが多いが、それは宗教という概念が生まれて久しい現代からの見方であって、彼らは現象とそこに至るまでの筋道の真実を、懸命に例え、伝えんとしていた。
追求すると宗教、哲学でしか表現できない世界に踏み入る。
しかし、それは・・・
その程度でしか現代の人間はまだ語彙を持たないためであり、真実を実感として共有するだけの表現がない出来事であるから。
合気自体は決して宗教ではない。哲学だけのものでもない。
物理現象として発生することだが、一般科学がそれを認知していないだけの話。
未来には必ず明らかにされる人間の真実。
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