女性と稽古をして感じ取るべき重要な点の1つ。
1G以内であれば身体は柔らかい。
1Gを越えて力を出力しようとすると筋が強く収縮し、身体は固まる傾向が強い。
女性の身体が男性に比べて柔らかいのは、筋肉の付き方というよりはむしろ発達の仕方の違いで、意識の使い方の違いに近い。
女性は内を、男性は外を意識する傾向が生殖などを例にとってもそうであるが、どうも遺伝子レベルで根付いているようだ。
女性は1Gを越えない身体使いが得意で、筋を使って力を外に出す加速度的な力の増幅が苦手だから、よくよくビンの蓋が開けられない。(もちろんスポーツ競技全盛の今日、いくらでも例外はありますが、傾向として)
これは男性でも、風邪をひいて筋が意図的に動かせなかったり、寝起きの力が出せない状態だと体験できるはず。
これを考えると・・・晩年のS川総範はカップ麺の蓋ですら開けられなかったが、道場ではバンバン人を飛ばしていたという逸話を彷彿とさせる・・・感じがする。
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