読むたびに意味が変わって読める本があったら、飽きないしお得感があると思う。
その1つにファイブスターストーリーズという、昔エルガイムというアニメをやっていたと思うが、そのデザイナーが書いているマンガがある。
これが最初に読むと本当に意味不明で、登場人物が誰なのかすらわからない。
話自体はロボットマンガでありながら、人情が絡んでいたりして普通にストーリーが面白く読める。
イメージはガンダム系と一緒。要はロボットは付属で、中身は大人のマンガなのだ。
しかし、一通り読み終わって、また最初から読み始めると、だんだんと発見がある。
突然出てくる登場人物の正体が誰なのか、後々の巻にヒントがあったりするのだ。
新巻が出るたびに最初から読みたくなるし、最初の頃の謎も解けてくるという、ハマれば、その筋が好きな人にはたまらないマンガなのだ。
さて、合気関係の本に
「透明な力」
「合気習得への道」
という2冊の本がある。これは同じ著者。
正確にはそれ以外にいくつかの本が出ていると思うが、
この2つの本を合気が少しわかってきてから読むと、その本にある言葉の意味が変わって読める。
読むたびにそこに書いてある本当の意味がわかってくる感じだ。
しかも面白いのが、最初に興味惹かれた「合気の謎はここらへんの表現にあるのでは?」と思っていたところには、実は現象しか書かれていないが、それ以外の最初に読んでも意を留めないところに本当のヒントがあることだ。
お得感のある本としては、ある意味オススメだ。
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