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その4 姿勢等の影響を受ける
前章のとおり、中性重力は「その量のまとまり」が力を入れるという動作だけでバラバラになってしまうなど、力の大きな影響を受けます。
人間は自覚して力を使うことができますが、バランス機能のように、自覚せずとも、身体が自動的に行っている力動作や行動というものがあります。
また意識的な力動作でも、普段の生活の中でクセとなって、無意識になってしまい自覚できないものもあります。
もしも普段の立っている姿勢がすでに力を無駄に入れている姿勢だったら、どれだけ頑張っても中性重力はまとまることがなく、バラバラのままです。
人間の骨格も他の動物の骨格も、頭があって、腕足があって・・・など基本的な構成は類似しています。
人間はサルから進化したといわれていますが、(それが本当かどうかは別として)人間以外で2足歩行している動物はいないことから、人間も元々は4足歩行していたのではないか、4足歩行が適しているのでは?ということが推察されます。
昔、テレビで捨てられた人間の赤ん坊がオオカミと一緒に生活をして大きくなったら当たり前に4足歩行していたのが発見されたという番組を見たことがあります。
2足歩行している親から育てられる人間は、自然とまねて2足歩行をしますが、元の身体の構造としては、4足歩行を前提とした構造が骨格的には基本だと考えられます。
もちろん、何世代も2足歩行を続けている人間だから、2足歩行に合わせた多少の骨格の変化はしているのかもしれませんが、あくまで基本として、骨格は2本足で立つのには適していないと考えられます。ネコやイヌが必要に迫られて2足歩行するように、あくまで、「できる」というだけの一部の機能であったものが、拡大されて、恒常的になっているのが人間ということです。