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まえがき(利用上の注意点はこちらです。新規さんはご一読ください。)
その4 姿勢等の影響を受ける
<普通の良い姿勢ではダメ>
ここで重要なのは、ピンと2本足で立った、身体のことを意識せざるを得ない姿勢をしていた場合、意識(無意識)は自分の身体に向かい、上下や水平方向への力が発生しやすくなり、中性重力の量が減ったり増えたりと休む間もなく変化し続けます。常にバランスをとるために、あっちへ力んで、こっちへ力んでと力を発揮し続け、中性重力は普段管理されている量から著しく外れるようなことはありません。
気を付けの姿勢をしてもらうとわかりますが、背筋を張って、顎を引いたような綺麗は姿勢は、身体のあちこちで力を使っており、健康やカロリー消費面では理想的かもしれませんが、中性重力は減少し、バラバラになり、まとまりを失っています。普段のゆったりとした姿勢と比べても、ずっと続けるのが難しい、力の入った姿勢になってしまいます。
人間は立って行動するのが基本であるために、立った状態で、中性重力のまとまりを増やさないと〇気は使えません。
身体のことを考えない4足歩行のように、骨格上無理をしない、それでいて立っている姿勢というのが、中性重力のまとまりをつくるために必要であると考えられます。いわゆる力を外に発揮する筋肉ではなく、骨を立てるための筋肉を上手に使った立ち方をしなければなりません。
そして、そういった姿勢をしているときの意識状態は身体を気にしていない、頭が少しぼーっとしたような、身体の外に気を配っている状態になっていなくてはなりません。
身体の外に力を発揮するための筋肉が緊張しきっていない、自然な状態になっていなくてはなりません。
肌に触れたものに敏感に反応するような、注意が外界に向けられた意識の状態にすることが条件になります。
私はこういった意識が外に向けられた状態を「空間認知をしている状態」と呼んでいます。